2010年南アフリカW杯の代替開催地候補に日本が挙がる

FIFA国際サッカー連盟)会長ゼップ・ブラッター氏は、2010年W杯・南アフリカ大会について、同国が開催不可能となった場合の緊急対策を講じていることを明らかにした。
南アに天災などの不測の事態が生じた場合、代替開催国を考えているとして、その候補として、イングランドアメリカ、メキシコ、日本、スペインの名前を挙げた。
ブラッター会長は”BBC”に、「これらの国々が開催することにはならないとは思うが、彼らにワールドカップを開催する態勢が整っているのも事実である。我々は天災や大きな社会変化など、いかなる状況にも対応できるようにしていなければならない。 先のドイツ大会のときにも同じような状況を考慮に入れていた。しかし、現時点でのプランBも南アフリカである。 天災などがあったときに限ってプランCとして他の開催地を考えることになる。」と語った。

ただしFIFAが代替開催地について具体的に動いているわけではない模様で、イングランドサッカー協会はこの件についてFIFAとの議論はないと述べている。
イングランド協会スポークスマンは、「現時点でFIFAとの間に議論はまったくない。我々にはワールドカップを開催するに足るスタジアムやインフラストラクチャが備わっていると信じているが、2010年は南アフリカで開催されるものと我々は理解している。」と語った。

南ア開催については、開催準備の遅れや治安面の不安が常に付きまとわれている。

ブラッター会長はまた、2018年W杯開催連盟について、ヨーロッパではなくアジアで行なわれるべきだとの自身の考えを繰り返した。
2018年大会については、イングランドが開催立候補を考慮している。
ブラッター会長は、「私は個人的にはローテーション(開催持ち回り制)を維持すべきだと考えている。 少なくとも4つの大陸で持ち回るべきである。 北米と南米をひとつの大陸とみなし、あとはヨーロッパ、アフリカ、アジアである。2014年の次はアジアに行くことが自然であろう。」と語った。
2014年W杯は南米での開催が決定しており、唯一ブラジルのみが立候補している。
しかしブラッター会長は以前、ブラジルに開催能力がない場合、”開催地は北に行くかもしれない”と語り、北米での開催も考慮に入れていることを明らかにしている。
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/

2010年W杯の開催が南アフリカに決まった瞬間に俺が思ったことは・・・もし金と暇があったとしても観に行けないだろうなぁ・・・でした。さすがに南アフリカの治安面は心配になりますよ。あのヨハネスブルグコピペとかをデータとかで検証したこともないのだけど、やはり治安については悪いイメージしかないしね。結構俺みたいに二の足を踏む人は多いんじゃないかな。商業的にもそんなにたいした成功は見込めないと思われ。まぁあと治安面以外でもインフラ整備の遅れの方が大きい問題なのかもね。
代替地開催は前例が無いわけでもないしね。86年W杯はコロンビア開催のはずが返上してメキシコ開催になったんだっけ?
代替地開催となると2014年がほぼブラジルに決定した今、アジアが有力っぽそうだね。高級リゾート地やスポーツシティー構想を推進してるドバイを擁するUAEと周辺のアラブ諸国とか北京オリンピックを控えた中国とかオーストラリアとか考えられるけど、やはり代替地として堅実に考えると2002年の実績がある日本もしくは韓国か・・・。もしやるならば是非とも日本単独開催を!!2002年の韓国はホストカントリーとして相応しくなかったと未だに思っておりますゆえ。
ただ極東開催は欧州リーグでやっている選手のパフォーマンスが軒並み落ちるので、あまり望ましくないなぁと思うのも事実。あとホームばかりで戦っていると日本のサッカーが強くならないと思うのも事実。もし決まったとしてもなんとなーく手放しで喜べないかも。
個人的にはヨーロッパ前倒しでイングランド希望。ウェンブリーも新しくなったし。