最後までやれるんなら

トリノオリンピックに興味湧かないから観ないよ〜とか言っていても、テレビでここまでとりあげているとどうしても情報は入ってくるし、まぁチャンネルがあえば観てしまうわけですよ。んでたまたま観たのはフィギュアスケートのペア。こんなことがあったんですな。

中国ペア中断も総立ちの拍手/フィギュア
トリノ五輪フィギュアスケート>◇13日◇ペアフリー

 演技を中断するほどのけがを乗り越え、中国ペアが銀メダルを手にした。激痛をこらえる張丹選手(20)を張昊選手(21)は高々と抱え、リフトで締めくくった。精神力の強さに驚いた観客が総立ちで拍手を送った。


 最終滑走の中国ペアはショートプログラム(SP)2位からの演技。逆転を目指し、スロージャンプの4回転サルコーに挑んだ。成功すれば五輪初の大技だったが、前向きに落ちて左ひざ周辺を強打。会場は静まり返り、演技続行は一時的に不可能になった。演技を再開し、連続ジャンプで鮮やかに着氷。演技後は左ひざ、左太ももはテーピングでぐるぐる巻きだった。


 靴ひもが緩んで中断することはあるが、失敗による負傷で中断することは異例。テクニカルコントローラーを務めた平松純子・国際連盟技術委員は「医学的な問題の場合は2分間の猶予があるので問題ない」と説明した。

http://torino2006.nikkansports.com/figure/f-ol-tp3-060214-0055.html

観てたけど、本当に痛そうだった。しかし最後まで競技を続ける姿勢に、結構感動したもんだ。とくに今井メロのアレ*1を観た後だったしね。年齢だってそう変わらないのに、なんだろうね・・・精神力の差かな。
最初のジャンプで失敗したので、続行後の演技はまぁボロボロなわけですよ。でも良く頑張った、感動したで終われば良かったのですが・・・・・・何故か高得点。トップのロシアペアには及ばなかったものの銀メダル・・・採点競技ってこういうのあるから白ける。

*1:トリック失敗→動かなくなる→そのまま演技続行無し→搬送された病院で医学的にはなんら問題なし