太宰治物語

無頼派と呼ばれた作家・太宰治を”明るい天才”ととらえ、人を喜ばせることを何よりの喜びとしていた姿を描く。脚本・田中晶子、演出・平野俊一。 井伏鱒二(橋爪功)の紹介で見合いした太宰(豊川悦司)は、美知子(寺島しのぶ)と結婚する。心中事件を起こし世間の話題になった太宰と、行き遅れの美知子は互いを”ただひとりの人”と心に決める。戦争が激しくなる中、作家として知られてきた太宰に、弟子志望者が次々とやって来る。彼は一人一人にアドバイスを与え、困っている者を助けていた。そんな太宰を信奉する静子(菅野美穂)と太宰は親しくなり、太宰は静子をモデルに小説を書く。静子は太宰の子を身ごもっていた。静子が相談に太宰を訪ねると、彼は新しい愛人・富栄(伊藤歩)を連れていた。

TBSでやってたドラマ特番を見る。う〜む、俺に知識が無いからかあんまり面白くなかったなぁ。もうちょっと太宰治について知っていれば「こんな太宰は太宰じゃない」とか言えたりしたのかなぁ。もしくは「太宰の一面を良く捉えている」とか言えたのかなぁ。ちなみにこのドラマで描かれていた太宰は”言い訳の天才”のように俺には見えた。芯の強さ的なものも垣間見られたけどね。・・・ん〜太宰という存在に対して嫉妬してるかも。だからこんな太宰じゃ納得いかないのかも。もっと狂人でいて欲しいっていうかさ。いや、充分にオカシナ人として描かれていたんだけど。