NT10月号 ファイブスター物語(FSS)感想(ネタバレ注意)

表紙からして「ギャー何が始まるんだ?めくるのが怖い・・・」などと思ってしまいました。あと前に書いたダ・ヴィンチ11月号のFSS特集の件が告知されています。
まぁプロムナードだと解ってて表紙をめくったんですが、そこでビックリ。いきなりMH戦が始まってます。んーここでひとつFSSとプロムナードの関係性でひとつ仮説をたててみました。もちろん前のプロムナードの時からFSSとの読み替えが可能であり、ちょっとしたパラレルストーリーだと思ってました・・・しかし今月号の書き方を見るとパラレルワールドほど乖離してないようにも思われます。FSSの世界にプロムナードが存在すると考える方が、どうも納得がいくのです。んじゃプロムナードのあの現代風な世界観は何かというと・・・ワスチャの妄想wあの世界観はワスチャの乙女チック文学回路を経て表出した物語なのです。実在する人を自分の物語の中に当てはめてみた世界。そこではワスチャはチビで寸胴な少女「ちゃあ」になり*1、桜子はすこし高慢な先輩キャラ「キルスティン」になります。ヒュートランは・・・そのまま少女漫画的脳内世界に出てきてもおかしくほどの美少女なんでしょう。フィクションの世界から飛び出してきたようなキャラ、ヒュートラン。だからワスチャは実世界でもヒュートランの名前をワスチャの脳内世界の名前「エミリィ」と呼んでしまう。プロムナードはワスチャが書いている私小説風の物語って設定なんだぁぁぁ・・・俺も妄想が過ぎてますから・・・切腹
たぶん騎士としては最弱なワスチャ。それを天位騎士でしかも初代黒騎士ツーリー・パイドルの血縁かと思われるトゥーリー・パイドルに立ち向かわせるヒュートラン。すごいですねぇ。あれ?まてよ?もう一人、並以下の騎士でも勝たしてしまうファティマが・・・アトロポスがいるじゃないか?それなのになぜちっこくなったログナーはヒュートランを最高傑作と呼ぶんだ?ここは一つ「アトロポスはファティマじゃない、女神だ。」とかで自分を納得させよう。そしてカルバリーRことルミナス・ミラージュ*2。ただの頭の悪そうなマーキングがしてあるクロス・ミラージュかと思っていましたが、コレもしかして半透明装甲じゃない?なんかそう見える。発光してるんだよ。だってルミナスだもん。天照のフルチューンなカスタム機なのかもねぇ。そんな超弩級ファティマ&超弩級MHを使いながらも「なでるようなトロい剣」しかできないワスチャ、すごいぞ。まぁこれに加えて「ちょー非常事態」でログナーが出張ってくるとかも考えて、ワスチャの天照内での重要度は解りますな。あと桜子の脚が綺麗だ。あの立ちポーズはいいね。
ところでワスチャのコマ枠だけが妙にガクガクしてるのは、どういう表現なんだろう?
あと永野護がFSSの中に萌えを出してくるとは思わなかったな。しかも「ダメーなオタクの”萌えー”」「キモチワルイニーソックスはかしたろか」って。もっと言ってやれ!!w・・・とは言えセンセは「萌え」を理解できてるか謎。俺も「萌え」ってのが理解できなくて、なんか色々本*3を読んだのですが、「萌え」って何かの属性が解り易い形で表現されているものだと思うのよ*4。今回のエミリィはたんなるチッコクてカワイイキャラなだけであって萌えキャラじゃないと思うんですがどうなんざましょ?>萌え萌え言ってる人達。
来月号はヒュートランとワスチャが出会ってパートナーとなる話。

*1:実際のワスチャは多分長身。でもアイシャと比べると背が低いって程度だと思う。

*2:しかし本当にミラージュマシンなのかいな?エンジンシリアル的にどうなんでしょ。あと形式的にはMirage Lになるのかな。しかしMirage Lには「大失敗作とされるMH」ルクス・ミラージュが・・・コレのこと? 今気づいたんだけどカルバリーRだからMirage Rか・・・でもルミナスはLuminous・・・ちなみにMirage Rはルガー・ミラージュ。

*3:動物化するポストモダンとかその辺

*4:あとこんなものも→http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0409/07/news083.html