「ダンジョンズ&ドリーマーズ」読了

「ダンジョンズ&ドリーマーズ」(ISBN:4797324880)を読み終えました。面白かった。TRPGから入った俺にとっては解りやすい話でしたよ。TRPGをもっと大人数でやりたいって夢がMMORPGを作り上げていったんだなぁ。俺もそういう夢もっててマルチテーブルセッションとかやったもんなぁ。
しかしUO以前にもテキストベースだけどMMORPGらしきものがあったのですね。「MUD(マルチユーザーズダンジョン)」なんて1980年かららしい。そしてその時点からPK問題、ネカマ問題、女性問題があったというのには本当にこの問題は根が深いんだなぁと思わされた。そりゃいくら議論しあっても答えがでるわけないわ。
あとコロンバイン高校襲撃事件は本当にアメリカのゲーム社会に大きな衝撃を与えている事を知る。日本で言う所の宮崎勤事件かオウム事件の如くですよ。宮崎勤事件の時は俺もTRPGをやってて、怪しげな事をやってると思っていた親にリビングでちゃんと説明した事を思い出した。それと似たような事をアメリカの人もやっていたのを知って親近感を覚えてみたり。そういう家庭レベルでの話ならいいけど今は事情が違うからなぁ。ヒステリックにゲームを糾弾しそうなのはアメリカも日本も同じ。ちゃんと研究する人も少ないのも問題だし、ここはひとつ「東京大学ゲーム研究プロジェクト」*1には期待したい。
とりあえず俺は「Ultima IV」をやってみたくなりました。