新シルクロード→シートン動物記?

第5集 天山南路 ラピスラズリの輝き
天山南路のクチャを中心に七世紀まで栄えた亀茲国(きじこく)の財力は、キジル千仏洞に豪華な仏教美術を開花させた。群青色の顔料ラピスラズリをふんだんに使った天上界に特徴があり、タクラマカンの秘法とも呼ばれている。この白人系オアシス王国は、北に匈奴(きょうど)らの騎馬民族、東には漢民族王朝が位置し、シルクロード交易で富を上げるには、微妙な外交バランスが必要であった。このため戦乱の時代にあって、亀茲国は王家出身の僧侶を次々と中原の王朝に送り込み、和平の思想を広めようとした。その中に、日本をはじめ東アジア諸国で今も読まれている主要経典のすべてを中国語訳した高僧の鳩摩羅什(くまらじゅう)がいた。彼の人生は西域諸国のなかでほんろうされる。漢軍に拉致され、王女たちと強制的に交わらされた結果、破戒僧に転落してしまう。そして地獄のような軟禁生活を経て、経典の翻訳を成し遂げたのだった。
http://www.nhk.or.jp/silkroad/

ラピスラズリはいいよなぁ。なんか凄まじい青をお腹一杯なるほど観たい。青っていうとイヴ・クラインの作品か〜。都内だとどこで観られますかな。調べてみよう。
しかし鳩摩羅什という人物を知らなかった。「色即是空 空即是色」って言葉を作った人かぁ。なんか椋鳩十と関係・・・無いですな。なんかすぐに頭に浮かんだのが椋鳩十でした。語感が似ているだけじゃん。しかし椋鳩十の動物児童文学には大変お世話になったなぁ。随分性格形成に影響を与えられた感じ。あと「狼王ロボ」*1とか・・・ってそれはシートン動物記か。シートン動物記も読みまくったなぁ。人に飼いならされることを拒み続けた馬ってのもシートン動物記だっけ?くはぁ読み直したくなってきた。大人のためのシートン動物記ってないか?・・・

シートン動物誌〈1〉ピューマの遊び心

シートン動物誌〈1〉ピューマの遊び心

高ぇ・・・しかも12巻もある。でも「『動物記』の栄光に隠されていたシートンの偉大な遺産、本邦初紹介!1500点に及ぶシートン自筆のリアルで魅力あふれる細密画、動物戯画、スケッチやイラストを収録した待望の完全翻訳版、遂に刊行。(「BOOK」データベースより)」って気になるなぁ。そしてシートン動物記では無い罠。でもこっち読むほうが楽しいのかもしんない。
動物記

動物記

シートンと関係なさそうだけど気になったのでメモ。

*1:原題はLOBO: THE KING OF CURRUMPAWというのか・・・