俺用メモ ジャグバンド JUG BAND

ジャグバンドとは、1910年頃から30年代に見られるアメリカ南部の黒人バンドの音楽スタイルで、ギター、バンジョー、カズーの他、瓶や壺(ジャグ)、洗濯板(ウォッシュボード)、モップの杖とバケツ(ウォッシュタブベース)等を使って演奏するバンド形態のことです。
当時、一般庶民にはとても手が出なかった高価な楽器類を身のまわりの物で代用し、気軽に演奏を楽しんだのです。
今でいう『バンド』は、このジャグバンドから始まったものとされ、トラディショナルジャズ初期の形態のひとつとも考えられます。

1920年アメリカの南部で行われたスタイル。ブルースからジャズに移るちょうどその転換期、ギター、バンジョーマンドリンフィドルとあわせ、ドラムの代わりに洗濯板やスプーンをかき鳴らし、ベースの代わりに金属性の盥を伏せて、底の真ん中にべ一ス弦を通し、モップの木をネックかわりに立てたタブベース、口にはハーモニカか、トランペットの代わりにパラフィン紙のカズー、そして、チューバの代わりに薬瓶を吹いて、演奏したもの。要は、音楽したいけど楽器は高い、でも、身近なものでいくらでもできるなあ、初期衝動全開、音楽楽しい!って始まったスタイルですね。

なるほどなるほど。カズー・バケツベース・ウォッシュボード・・・吉祥寺あたりで見れるらしい。