愛飲酒記:LONGROW@江古田
テイスティング会に誘われたので、ノコノコとお邪魔させていただきました。今日のテーマは「カリラ」。カリラとはゲール語で「アイラ海峡」を表すそうです。CAOL ILAと書きます、アイラ島のモルトの中で俺がもっとも好きな銘柄。癖のあるモルトなんですが、そこが病みつきになるのです。それでいて嫌味じゃないのがすごいところ。
カリラ ロウカスク 10年 (ブラックアダー)
- カリラにしたらマイルドな感じ。樽の中身をフィルタリングせずそのままボトリング。
カリラ 12年
- これこそアイラ。スタンダード。このガツンとくる感覚とそれから甘さが広がる感じ、後味がスパイシーで長く余韻に浸れるのもスキ。体が香で包まれます。
カリラ カスク・ストレングス 12年
- 強烈。ちょいキツすぎないかと思うほどの味。舌がピリピリします。
カリラ 18年
- 出た。本当にこれが一番スキ。口当たりがソフトになった分、複雑な味が楽しめる気がする。ソフトになったからといって本質をはずしていないと言うか、芯がある。そしてむしろ重層的になった気がする。あぁ幸せ。
カリラ 23年 1978-2002
- キツいかな〜。体調にもよりそうだけど、キツい味だなと思った。
カリラ 11年 1992-2003
- ボトル総数380本ですって。ボトラーズ。なんとも上品な感じになっとります。実はこれが今回の俺の中の発見でした。うまい。カリラは俺の印象では飯と合わしにくいんだけど、これは飯と合わせてユルユルうける。ある意味、家飲みに最高かも。でも家飲みするような値段じゃないかも。
花見のあとで体調最悪の時にいってしまった。味が解らなかったかも。凹む。そして全部を飲みきらない内に轟沈。申し訳無い事をしました。死亡。
おもやげはマドラーにメジャーカップ。スミノフとボンベイ・サファイアのミニボトル。かわいい。