愛飲酒記:LONGROW@江古田

テイスティング会に誘われたので、ノコノコとお邪魔させていただきました。今日のテーマは「ザ・バルヴィニー」。なんとも蜂蜜のような〜柑橘系のような〜これまで飲んだシングルモルトの中でもとても印象深いシングルモルトです。スペイサイドの代表的な銘柄ですね。スイート&リッチ。この言葉でイメージが湧きます。
ザ・バルヴィニー 10年 ファンダーズリザーブ

  • 飲んで一言と言われれば「甘〜い」とほぼ全員が答えるでしょう。蜂蜜のような味が一段飛びぬけている印象。こういう味はたまに飲みたくなる味です。

ザ・バルヴィニー 12年 ダブルウッド

  • 2種類*1のバーボン樽でマリッジしたものです。甘みの他に何か木の香りというか熟成した香りがします。単品で飲むと10年に比べて「おやっ?」と思ったりしたのですが、食べ物と合わせて飲むと美味い。食べ物の邪魔をしない程度に抑えられている甘み、そしてアルコールが口の中をキリッとさせてくれる。

ザ・バルヴィニー 15年 シングル・バレル

  • モルト愛好家の中で一番のモルトを挙げさせるとコレを挙げる人がいるらしい。納得。完成度がズバ抜ける。この味が好きな人には世界一でしょう。甘いのにベタつくところが一切無く、引っかかるところがなくスゥ〜と体を包み込んでくれる印象。それが心地いい。

ザ・バルヴィニー 17年 アイラカスク

  • これは番外かなぁ。アイラモルトの樽で仕上げの熟成をしている。よって最初の飲み口はザ・バルヴィニーだが、どんどん変化していって後味がアイラモルトになるという・・・面白いモルトモルトは樽によってこうも変わるという良い実例。深い。

ザ・バルヴィニー 25年 シングル・バレル

  • コレを語る言葉は俺は持たない。ただ飲んだ瞬間、溜め息が出て次に笑い出したという。人間は圧倒的なものを経験したら笑うしかないのだろう。15年に近いが何かが違う。なんか行き着いちゃった感じ。でもシングル・バレルだから樽によって味が違ったりするらしい。一期一会ということで。最高。

ザ・バルヴィニー 1989 ポートウッド

  • 単一ビンテージの樽からのボトリング。これは少々ポートワイン的な香りがつく程度で、ポート?って感じもした。スルスルンと飲めますよ。

おみやげはテイスティンググラスと上記ザ・バルヴェニーの12年ダブルウッドのミニチュアボトル。ほほほ。珍しいものみたいなので飲まないように注意せねば。

  • BLACKADDER SMOKING ISLAY

ベリースモーキー&ベリーピーティー。ラベルに偽りなし。つか俺の好みドンピシャですね。このアイラ島の独特の味が気に入ってモルトを飲むようになったわけだし。
テイスティングの会が終わっても大騒ぎしつつ飲んでました。うまいハイネケンとか。そして誕生日プレゼントとしてマスターにハイネケンの水筒、ストラップ、CL04/05の宣伝用ビニール製サッカーボール、缶バッジ・・・ありがとうございます。ハイネケンの緑が綺麗でたまらない品々です。

*1:正確には3種類らしい